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ワインの女王【カベルネ・ソーヴィニヨン(Cabernet Sauvignon)】

『何故こんなに有名なの? 何故こんなに人気なの?』
「しっかりとした渋味のある赤ワインが好き。」
「赤ワインは重いのでないと飲んだ気にならない。」
「今日は肉を食らうぞ〜!」
「女子会なので、お歯黒状態になっても大丈夫かな?」
そんな時には『カベルネ・ソーヴィニヨン』のワインがおすすめですよ!
『渋味』と『酸味』は大人の味。ある程度なれないとその美味しさは理解できません。
本来『渋味』は「毒」に、『酸味』は「腐敗」に通じ、本能として人間は拒否反応を示します。まさに子供にとっては理解できない「大人の味」なのです。
反面、『甘味』と『塩味』は人間が生きていくにはなくてはならないエネルギー源・栄養素です。ですから、この『甘味』・『塩味』は訓練しても『渋味』・『酸味』のように敏感に理解できることはないようです。持って生まれた感性です。
しかし、この『渋味』と『酸味』はなれるとはまる味わいです。まさに大人の味と言われる所以でしょう。
美味しく感じるものは、この『渋味』と『酸味』、『甘味』と『塩味』(最近はそれに加えて『旨味』)の絶妙なバランスにあると言えるでしょう。
カベルネ・ソーヴィニヨンからのワインは、まさにここにあると思われます。
やわらかで上品な『渋味』(壜熟成を必要としますが)、優雅な『酸味』、そしてほのかな『甘味』との絶妙なバランスの上にのる複雑な味わいが人気の源でしょう。
このカベルネ・ソーヴィニヨンという品種そのもののすばらしさをうまく引き出すのが「風土(テロワール)」と『栽培技術・醸造技術』です。
『カベルネ・ソーヴィニヨン』は、世界中で広く栽培されております。
もう一つの超高級赤ワイン品種『ピノ・ノワール』は非常に繊細な品種で、風土(テロワール)と合った適地がなかなか見つけにくいのが現状です。
大きな違いは、ここにあります。
「地球温暖化」で騒がれている昨今、『カベルネ・ソーヴィニヨン』は世界中で広く栽培され、旧来の慣習・法律にとらわれることなく、土地々々の風土(テロワール)に合わせて新しい栽培技術・醸造技術を駆使し、素晴らしいワインが産み出されております。これこそが、人気の大きな原因と考えられております。
『カベルネ・ソーヴィニヨン』はお手頃なデイリーワインから高級ワインまで幅広く造られています。それだけに、価格と品質が合ったものを探すのがむずかしいのが欠点かもしれません。
カベルネ・ソーヴィニヨンからの若いワインには、まるで「潜在能力は高いのだが、エネルギーが有り余って、尖って、世間とぶつかってばかりいるような若者」を思わせるのもよくみかけます。ゆっくり時間をかけて熟成させればすばらしいワインになるものを・・・!
潜在能力があるかないかの見極めをすることが大切なブドウ品種です。
それだけができれば、とんでもない「掘り出し物」に出会うこともあります。
目を世界に向けて、さまざまなカベルネ・ソーヴィニヨンに挑戦してみましょう。
代表的な『カベルネ・ソーヴィニヨン』の産地をご紹介いたします。
ボルドー(フランス)
なんといってもカベルネ・ソーヴィニヨンの代表産地です。ボルドーではメルロなど他の品種とブレンドすることがほとんどで、品種の個性を補って味のバランスを取っています。渋味がしっかりして厚みがあり力強く、それでいて熟成させると繊細さも兼ね備えた、「気品漂う」高品質なワインを生み出しています。
カリフォルニア(アメリカ)
高品質ワインはヨーロッパでしか造ることができないと言われた1970年代、ブラインドテイスティング(銘柄を隠して行われる試飲会)で最高級のフランスワインを押さえて無名のカリフォルニアワインが優勝し、世界中を驚かせました。フランス以外でも素晴らしいワインを造ることができる、ということを証明したのがこのカリフォルニア、ナパ・ヴァレーのカベルネ・ソーヴィニヨンからのワインです。
ボルドーと比較すると、カリフォルニアは日照量が多く雨が少ないため、果実味が豊かでジューシー、渋味はしっかりで厚みがあるワインが生み出されます。ボルドーとの一番の違いは「果実味の豊かさ」にあると言えかもしれません。
お料理と合わせるのはもちろんですが、ワイン単体でも楽しむことができますよ!
チリ
アルゼンチンと違い、チリはそもそもワインの大消費国ではありませんでした。そのため生産者は早くから国際市場へ目を向けておりました。ボルドーとは違い、他の品種とはブレンドせずにカベルネ・ソーヴィニヨン100%で造られるものが多くあります。
ちょうどボルドーワインの繊細さと、カリフォルニアワインのジューシーな果実味を兼ね備えた、「ボルドーとカリフォルニアの良いとこ取り」の高品質ワインが生み出されます。
以前は安くて美味しいデイリーワインの代表でしたが、現在では世界のトップクラスの品質のワインも生産されており注目を集めています。
しかも日本では、二国間で締結された経済連携協定(EPA)によって関税が引き下げられたこともあり、「コストパフォーマンスの高さ」も見逃せません!さぁ!宝捜しに出発!